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【主張】地震と柏崎原発 災いを転じて教訓と成せ 



 新潟県中越沖地震で東京電力・柏崎刈羽原子力発電所の被災状況が次々、判明している。主排気筒のフィルターから数種の放射性物質が見つかったのをはじめ、ダクトがずれたり、変圧器を固定しているボルトが折れて油漏れが起きたりしている。 
 こうしたトラブルは50件を超えた。そのうえ、地震を起こした海底の活断層が、発電所の真下まで延びている可能性が明らかになってきた。 
 地元の柏崎市は東電に対し、同原発を停止させる命令を出した。地元の住民や、原発を擁する国内各地の人々が不安感を抱くのは理解できるし、当然だろう。 
 しかし、ここは冷静に考えることが必要だ。地震発生時、3基の原子炉が運転中で1基が起動中だった。いずれも揺れを感知して自動停止している。これは、原子炉の安全性が保たれたことを意味している。原子炉や格納容器など中枢部分についての異常は、今のところ報告されていない。
 観測された地震動の最大加速度は、設計時の想定を超えているが、主要施設は持ちこたえた。安全度に余裕を持たせているためだ。火災などの損傷を受けたのは、周辺施設にとどまっていることを認識しておくべきだろう。 
 日本は世界屈指の地震大国である。そこに55基の原子炉が立地し、稼働している。国内の原子力発電所は地震の揺れに耐えるように綿密に設計され、建設されている。 
 今回の地震は原子力発電所の近くで発生し、軽微ではあるが、施設に多様な損傷を与えた。見方を変えれば、原発の耐震工学上、きわめて貴重なデータが得られたことになる。 
 国が原子力発電所に対して定める耐震設計審査指針は、新知見を取り入れることになっている。ぜひ、今回の地震と揺れの関係を指針に反映し、原発の安全性向上に生かしてほしい。 
 東電は、使用済み燃料プールからの水漏れなどの原因解明を急ぐとともに、透明性のある事実を積極的に発表していくべきだ。震災で得た教訓を、国内の電力会社で共有すれば、原子力発電の安全性向上に貢献できる。 
 原発は電力供給だけでなく、地球温暖化防止においても有力な手段である。この現実を忘れてはならない。




原発は廃棄物処理の目処がたたないところが問題なんだよね、ということで、10アンペアカット運動にご協力を!




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