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蒸気管爆発のNY、地下の構造は? 


 ニューヨーク・マンハッタンの中心部、ミッドタウンで蒸気管が爆発、多数の死傷者を出した事故は、この世界的な近代都市がよって立つ社会基盤の意外なまでの古さをさらけ出した。(ニューヨーク 長戸雅子)
  7月18日夕。雷鳴のような音に続いてビルが揺れだした。とっさに事務所のビルの窓から外を見ると、地上の人が走って逃げている。「テロかもしれない…」  現場から一区画北のビルに入居する「オフィス設計アメリカ」の日下部仁社長(30)は直ちに、社員と14階の事務所から階段で脱出、外に出た途端、大量の土砂を浴びた。周辺は翌日から1週間、立ち入り禁止となり、自宅を臨時事務所にして営業を続けた。 毛細血管状のインフラ老朽化
  「見た目は派手だけど、古い大都会なんだと実感した」と、同社長は語る。
  蒸気管や電線、ガス管、上下水道管が網の目のように埋設されているニューヨークの地下は、よく人体の毛細血管にたとえられる。専門家は「もし地下を見ることがあったら、その複雑さに驚くはずだ」と話す。
  今回、爆発した蒸気管は1~5メートルの地下に埋められており、全長約170キロ。高熱の蒸気が最高時速120キロのスピードでパイプを流れ、国連本部ビルやエンパイアステートビルなど市内約2000のビルに冷暖房を供給している。  狭い土地を有効活用するためにインフラ設備を地中に埋設する都市づくりは、19世紀後半にさかのぼる。蒸気管による冷暖房は1882年に始まっており、同様のシステムはボストン、シカゴ、フィラデルフィアなど他の米都市にもある。
  当時は最も先進的だったシステムも今や、老朽化が大きな問題になっている。実際、爆発した蒸気管は1924年から使われていた。「ニューヨーク市の解剖学」の著者、ケート・アッシャーさんは昨年2月、「どこと特定はできないけど、インフラの補修や更新を怠れば何らかの事故は免れない」と警告していた。
  蒸気管システムを運営する電力会社「コン・エディソン」によると、管の検査は6週間ごとに実施されており、事故直前にも、当日朝の雷雨で管の状態に変化がないか、検査が行われていた。しかし、事故の予兆はつかめなかったという。  同社は原因について、雷雨に伴う雨水か、付近の水道管の破裂による冷たい水が、蒸気管周辺にたまって気圧が変化し、爆発を引き起こしたと推測している。
  ニューヨーク大学ワーグナー公共行政大学院のラエ・ツィンマーマン教授は、「蒸気管そのものの状態だけでなく、地下水や電線、工事用機器の接触など蒸気管周辺の環境も事故の要因になり得ることに、市当局や関係企業は注意を払わなければならない」と指摘する一方、こうした事故に明確な前触れがあるわけではなく、現時点では完全な予防策がないことも認める。 
 ニューヨーク市では1989年に似たような事故で3人が死亡しており、その後も、小規模なものを含めれば、十数回の蒸気管爆発事故が報告されている。  ニューヨーク市民はテロの脅威とは別に、当面、インフラの老朽化という潜在的危険とも隣り合わせで生きていくほかないようだ。













米ミネソタで高速道路の橋崩落 50台が川に落下 


米中西部ミネソタ州ミネアポリス市で1日夕(日本時間2日午前)、ミシシッピ川に架かる幹線道路の橋りょうが崩落し、乗用車やトラックなど50台が川に落下した。地元当局によると7人が死亡、重軽傷者は58人に達しているが、川に落下した車の回収作業が進めば、犠牲者はさらに増えそうだ。米国土安全保障省はテロとは無関係との見方を示している。
  地元当局などによると、崩落が起きたのは夕方のラッシュアワー時で多数の車が走行していた。また、MSNBCテレビが地元テレビの報道として伝えたところによると、この橋には鉄道が併設されており、事故当時、貨物列車が橋を走行していた。列車は川に落下したという。
  ライバック市長は現場近くで行った会見で「今夜は極めて悲劇的な夜になるだろう」と語り、犠牲者がさらに増えるとの見方を示した。
  ミネアポリスを管轄する在シカゴ日本総領事館によると、日本人の負傷者などは確認されていないが、確認作業を続けている。
  橋は1967年に完成した鉄筋コンクリート製。道路は片側4車線で計8車線あったが、崩落当時は工補修工事をしていたため、片側1車線に規制していた。ミネアポリス中心部と郊外を結び、1日に約20万台の通行量があった。地元当局は詳しい原因を調べているが、国土安全保障省当局者は「技術的な問題だろう」と語っている。
 





インフラ自体が老朽化し、高齢社会になっているアメリカ。日本も、明日はわが身と準備に怠りなきよう願います。
そういえば、戦前の橋は壊れないけど戦後の橋は壊れやすいという国が日本海の向こうにあったな、確か。
ともあれ、10アンペアカット運動にご協力を!






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